
2020年にオープンしたばかりのコーヒー豆屋「ANTHEM ROASTERY(アンセム ロースタリー)」。
店名の「アンセム」とは「聖歌」を意味しますが、オーナーが学生時代に訪れたウィーンの街を思い返すたび、街の人々や景色とともに音楽も一緒に脳裏に浮かぶことから、
「あのとき聴いた音楽のような存在のコーヒーをつくりたい」との想いを込めたのだとか。
学生時代、管楽器に親しんでいたオーナーにとって、音楽は自分の中にある美的感覚の礎となるもの。
しかし、大人になるにつれてその感覚を忘れかけていたある日、とあるお店のコーヒーのあまりに豊かな味わいによって、薄れかけていた美的感覚が呼び覚まされ、「自分も焙煎したい」と一念発起。
オーナーにとって、コーヒーは「Breath =次のフレーズのための息継ぎ」という言葉がぴったりハマるもの。
息継ぎの間は決して自分をオフにしているわけではなく、そのあとのオンに向けて備えている時間という想いから「Breath to ON(ブレス・トゥ・オン)」をコンセプトとして掲げ「something from nothing」。
何もないところからでも何かが生み出せるという信念のもと、敢えて都心部ではなく、携帯の電波も通じにくい森の奥に焙煎所を構えています。
こだわりいっぱいの「ANTHEM ROASTERY」のコーヒーを試すなら、その時々のおすすめ3種類がセットになった「“TRIO” トリオ」がおすすめ。
味わいも香りも異なる個性的な3種類をオーナー自らがチョイスして届けてくれます。
飲み比べてお気に入りの味と香りを見つけて、オンタイムに備える大切な時間を充実させてみては。
個性豊かな3種類の豆
ETHIOPIA Guji Kercha Farmers
エチオピア「グジ・ケルチャ地区」の小規模農園のナチュラル(浅煎り)は、キンモクセイのようにフローラルな香り。
質感はクリーンで、キャラメルやミルクチョコレートのように、丸みある甘みを楽しめます。

COLOMBIA La Parcelita 農
コロンビア「ラ・パルセリータ農園」のウォッシュド(浅煎り)は、アイスコーヒーにしても美味。
口に入れた瞬間はフローラルな香りと酸味が強く感じられますが、余韻は、シロップ漬けしたライムやレモンのよう。

COLOMBIA La Meseta 農園
コロンビア「ラ・メセタ農園」のウォッシュド(浅煎り)は、美しさの中に凛としたやわらかさを感じさせるコーヒー豆。
果実をかじったときのじゅわっとしたジューシーさ、甘さと酸味のバランスが絶妙です。
[box class=”box1″]
ANTHEMらしさを楽しめるコーヒー豆のおまかせセット
ANTHEM“TRIO”(トリオ) 100g×3種 2,500円
【お問い合わせ】
ANTHEM ROASTERY
https://anthem-roastery.stores.jp
[/box]